オンライン講師を続けていると、自分なりの「管理の型」ができあがっていきます。Notionで作り込んだ生徒ページ、スプレッドシートにたまったレッスン記録、生徒ごとに分けたフォルダ。どれも時間をかけて作ってきたものです。
だからこそ、新しいツールや仕組みを勧められても、「便利そうだけど、今から変えるのは大変」と感じるのは自然なことです。この記事では、それでも仕組みを見直す価値がある理由と、今のやり方をいきなり捨てずに移行する方法を紹介します。
管理方法を変えにくい4つの理由
多くの講師が変えるのをためらう理由は、だいたい次の4つです。
- 今のやり方に慣れている:手が覚えているので、速く感じる。
- 過去の記録がたくさんある:全部を移すのは現実的ではない。
- 移行する時間がない:レッスンと準備で手一杯。
- 生徒に迷惑をかけたくない:共有方法が変わると、生徒が混乱するかもしれない。
どれももっともな理由です。ただ、一つずつ見ていくと、「変えられない理由」ではなく「変え方の問題」であることが多いです。
変えないことにも、コストはかかっている
移行の手間は、基本的に1回きりです。一方で、今のやり方にかかっている手間は、レッスンのたびに毎回発生しています。
たとえば、今のやり方でレッスン前後に1回あたり10分余分にかかっているとします。週20レッスンなら週200分、1か月で13時間以上です。移行にかかる数時間は、1か月もしないうちに取り返せる計算になります。
しかも、この毎回の手間は生徒が増えるほど大きくなります。変えないという選択にも、見えにくいだけでコストはかかっているのです。
「慣れている」と「効率がいい」は別
今の管理の型は、生徒が少なかった頃に作ったものではないでしょうか。当時は十分に回っていたやり方でも、生徒が増えた今も最適だとは限りません。
「慣れているから速い」という感覚と、「仕組みとして効率がいい」ことは別物です。また、テンプレートづくりにかけた時間がもったいないと感じるかもしれませんが、それはすでに使った時間です。大切なのは、これからの時間をどう使うかです。
無理なく移行する5つのステップ
- 過去の記録は今の場所に残す:過去のデータを全部移す必要はありません。今のツールは「過去の記録の保管場所」として残しておきます。
- 次のレッスンの記録から始める:新しい仕組みは、今日以降のレッスンだけで使い始めます。
- まずは1人の生徒で試す:いきなり全員を移さず、1人の生徒で2週間ほど試してみます。
- 合わなければ戻せる状態にしておく:過去の記録を残しておけば、合わなかったときもすぐ元のやり方に戻れます。
- 生徒には新しいリンクを1つだけ伝える:共有方法が変わる場合も、「今後はこのページを見てください」と1つのリンクを伝えるだけにすれば、生徒は混乱しません。
変えるなら、生徒が少ないうちが一番ラク
移行の手間は、生徒の数に比例して大きくなります。10人の生徒を移すより5人、5人より3人のほうがラクです。「いつか落ち着いたら」と先延ばしにするほど、変えるのは大変になっていきます。
TutorHubなら、途中からでも始めやすい
TutorHubは、個人のオンライン語学講師のための生徒管理ツールです。途中から切り替える講師のことも考えて作っています。
- 継続中の生徒も途中から登録できる:「TutorHub利用開始前のレッスン回数」と「実際の初回レッスン日」を入力すれば、総レッスン数などの統計が実際の受講歴に合わせて表示されます。過去の記録を打ち直す必要はありません
- 次のレッスンから、チャットログを貼るだけで記録が残る:AIが要約・フィードバック・次回の提案・単語リストを作成します
- 記録から教材や宿題クイズを作れる:生徒ごとの情報をもとに、その生徒に合わせた内容を作成します
- 生徒には専用ページを1つ共有するだけ:記録・教材・宿題をまとめて見てもらえます
生徒3名までは無料プランでずっと使えるので、「まずは1人から試す」という始め方にちょうど合います。
まとめ
今の管理方法を変えるのが大変なのは事実です。でも、変えないことにも毎週コストはかかっていて、そのコストは生徒が増えるほど大きくなります。過去の記録はそのままに、次のレッスン・1人の生徒から試してみる。そんな小さな一歩から、仕組みを見直してみてください。
