レッスン3分前に、チャット履歴をさかのぼっていませんか。オンライン日本語講師の「前回どこまで?」をなくす方法
レッスン記録2026年10月18日 ・ 4分で読めます

レッスン3分前に、チャット履歴をさかのぼっていませんか。オンライン日本語講師の「前回どこまで?」をなくす方法

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次のレッスンまで、あと3分。

「この生徒、前回どこまでやったっけ?」

Preplyのチャットを開いて、上へ上へとスクロールする。前回の単語、話していた話題、宿題を出したかどうか。見つからないまま、レッスンの時間になってしまう。

オンラインで教えていると、この「レッスン直前の確認」は毎日のように起きます。生徒が3人のうちは頭の中で覚えていられますが、10人を超えるとまず無理です。私も12人以上の生徒を教えるようになってから、レッスンの直前にあわてることが増えました。

この記事では、なぜチャット履歴での確認がつらいのかと、前回の確認を1分で終わらせる方法をまとめます。

レッスン3分前に、チャット履歴をさかのぼる

チャット履歴で確認するのが、つらい理由

チャット履歴で確認するのがつらい理由

チャット履歴は、記録ではありません。ただの会話の流れです。

  • 必要な情報が埋もれている:あいさつ、予約の調整、雑談の中に、大事なことが散らばっている
  • 生徒ごとに場所がちがう:プラットフォームのチャット、メール、別のメッセージアプリ
  • 「何ができて、何が課題か」は書かれていない:やったことはわかっても、講師の判断は残っていない

だから、さかのぼっても「結局、今日は何をすればいいか」がわかりません。

前回の確認で、本当に知りたいことは3つだけ

前回の確認で知りたいのは3つだけ

レッスン前に必要なのは、次の3つです。

  1. 前回やったこと:どの文法・話題まで進んだか
  2. 課題:何でつまずいたか
  3. 今日やること:前回、次にやると決めたこと

この3つがすぐ見られれば、レッスンは「前回の続き」から始められます。逆に言えば、チャット履歴を全部読む必要はありません。

手作業で、1分で確認できるようにする

① レッスン直後に「次回やること」を1行だけ書く

レッスン直後に「次回やること」を1行だけ書く

いちばん効くのはこれです。レッスンが終わったら、次の予約の前に1行だけ書きます。

次回:志望動機を敬語でそろえる(「〜させていただきたい」がまだ不安定)

この1行があれば、次のレッスン前はそれを読むだけで済みます。

② 記録は、生徒ごとに1か所にまとめる

スプレッドシートでも、ノートアプリでも構いません。大事なのは「この生徒のことは、ここを見ればわかる」という場所を1つに決めることです。記録の型は レッスン記録テンプレート に置いています。

③ 生徒の目標と「苦手」は、一番上に固定する

「N3合格を目指している」「て形でよく止まる」のように、毎回変わらない情報は、記録の一番上に書いておきます。毎回さかのぼる必要がなくなります。

④ レッスン前の1分を、予定に入れておく

レッスンとレッスンの間を詰めすぎると、確認の時間が取れません。カレンダーに「確認1分」を入れておくだけで、直前にあわてることが減ります。

それでも続かないなら、記録を自動にする

TutorHub:チャットを貼り付けて記録を作る

手作業の方法は効きますが、「レッスン直後に毎回書く」が続かないこともあります。疲れていたり、すぐ次のレッスンが入っていたり。

私が作っている TutorHub では、レッスンのあとにチャットを貼り付けるだけで、AIが「今回の要約」「生徒へのフィードバック」「次回に向けて」「今日の単語」をまとめます。生徒ごとに記録が並ぶので、次のレッスン前は、その生徒を開いて一番上の記録を読むだけです。

生徒の目標やレベルは生徒ごとに登録しておけて、「生徒には表示されない講師メモ」も残せます。「緊張すると早口になる」のような、講師だけが知っておきたいことも、ここに書いておけます。

無料プラン(生徒3名まで、カード登録不要)で試せます。まずは、次のレッスンの前に読みたい生徒を1人登録して、前回のチャットを貼り付けてみてください。

まとめ

  • チャット履歴は記録ではないので、さかのぼっても「今日やること」はわからない
  • 前回の確認で知りたいのは「前回やったこと・課題・今日やること」の3つだけ
  • レッスン直後に「次回やること」を1行書くだけで、確認は1分で終わる
  • 記録は生徒ごとに1か所。目標と苦手は一番上に固定する
  • 続かないなら、チャットを貼るだけで記録ができる仕組みにする

「前回どこまででしたっけ?」と聞かなくていいレッスンは、生徒にとっても「ちゃんと見てくれている」と感じられるレッスンです。久しぶりに戻ってきた生徒への対応は、生徒のモチベーションに振り回されないために にも書きました。

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