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オンライン日本語教師の収入はいくら?副業で稼げるのかを、現役講師の単価と手数料込みの試算で考える

レッスン単価2026年10月4日 ・ 7分で読めます

オンライン日本語教師の収入はいくら?副業で稼げるのかを、現役講師の単価と手数料込みの試算で考える

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「オンライン日本語教師って、実際どれくらい稼げるの?」。これから始めようとしている人にとって、いちばん気になるのは収入の話だと思います。ところが、ネットで調べると「月○万円稼げる」という景気のいい話と、「全然稼げない」という話が混ざっていて、実態がよく分かりません。

この記事では、Preplyで日本語を教えている現役のオンライン日本語講師として、私自身の単価の推移と、プラットフォームの手数料を差し引いた「手取り」の試算をもとに、オンライン日本語教師の収入を整理します。なお、記事中の金額はあくまで試算で、収入を保証するものではありません。

オンライン日本語教師の収入は「単価×レッスン数−手数料」で決まる

オンライン日本語教師の収入は、ざっくり言うと次の式で決まります。

手取り = 単価 × レッスン数 −(プラットフォーム手数料)

当たり前のようですが、始める前に意外と見落としがちなのが「手数料」です。プラットフォームによって手数料の仕組みは大きく違い、同じ単価でも手元に残る金額が変わります。

執筆時点(2026年10月)の主なプラットフォームの手数料は次のとおりです。最新の情報は各公式サイトで確認してください。

プラットフォーム 手数料(執筆時点)
Preply 新しい生徒との初回(トライアル)は100%。以降は累計指導時間に応じて 33%(0〜20時間)→ 28%(21〜50時間)→ 25%(51〜200時間)→ 22%(201〜400時間)→ 18%(400時間超)
italki 15%(講師が設定した料金から差し引かれる)
Cafetalk 初めは高め(約40%)で、継続すると最低15%程度まで下がる(条件は公式で確認を)

Preplyの累計指導時間は、生徒ごとではなくプラットフォーム全体の合計で、トライアルも含みます。つまり、教えれば教えるほど手数料率が下がっていく仕組みです。

私の場合:単価$25で、3か月目に月8万円

私の今のPreplyでの単価は、1レッスン$25です。そして、教え始めて3か月目には、月8万円を稼ぐことができました。

今は生徒が12人以上になり、Preplyの手数料も指導時間50時間を超えて25%の段階になっています。手数料25%で計算すると、$25のレッスン1回あたりの手取りは$18.75(試算)です。

単価を上げていく考え方については、オンライン日本語講師が、レッスン単価を上げていくための考え方で詳しく書いています。

手数料込みの試算:1レッスンあたりの手取り

では、単価と手数料率の組み合わせで、1レッスンあたりの手取りがどう変わるのかを見てみましょう。Preplyの手数料率で計算した試算です。

単価 33% 28% 25% 22% 18%
$8 $5.36 $5.76 $6.00 $6.24 $6.56
$10 $6.70 $7.20 $7.50 $7.80 $8.20
$12 $8.04 $8.64 $9.00 $9.36 $9.84
$25 $16.75 $18.00 $18.75 $19.50 $20.50

※単純計算の試算です。税金や送金時の手数料、為替の影響などは含みません。

この表から分かるのは、単価を上げる効果と、手数料率が下がる効果の両方が効いてくるということです。たとえば、単価$8・手数料33%の時期と、単価$12・手数料25%の時期を比べると、1レッスンあたりの手取りは$5.36から$9.00へと、約1.7倍になります。

トライアルレッスンは「手取りゼロ」で計算する

Preplyでは、新しい生徒との初回(トライアル)は手数料が100%です。つまり、トライアルレッスンの手取りはゼロになります。

その代わり、トライアルの時間も累計指導時間にはカウントされます。トライアルは「収入」ではなく、「継続してくれる生徒と出会うための投資」と考えるのが現実的です。継続率が上がるほど、この投資が回収しやすくなります。

手数料込みの試算:月の手取りはどれくらい?

次に、月のレッスン数を仮に置いて、月の手取りを試算してみます。レッスン数はトライアルを除いた継続レッスンの数です。

ケース 単価 手数料率 月の継続レッスン数(仮) 月の手取り(試算)
A:始めたばかり $8 33% 20回 $107.20
B:少し慣れてきた $10 28% 40回 $288.00
C:単価を上げた後 $12 25% 40回 $360.00
D:Cと同じ単価・回数で手数料が下がった場合 $12 22% 40回 $374.40

※レッスン数は説明のための仮の数字で、私の実際のレッスン数ではありません。税金・送金手数料・為替は含みません。

BとCを比べると、レッスン数が同じでも、単価と手数料率の違いだけで月の手取りに$72の差が出ます。レッスン数を増やすのは時間の上限がありますが、単価と手数料率は「続けるほど改善できる」部分です。

副業で考えるなら「時給」ではなく「拘束時間」で見る

副業としてオンライン日本語教師を考えるなら、もう一つ大事な視点があります。それは、レッスンの前後にかかる時間です。

1回のレッスンには、次のような作業がついてきます。

  • レッスン前:前回の内容の確認、教材の準備
  • レッスン後:要約やフィードバックの作成、学んだ単語の整理、宿題の準備

たとえば、1レッスンの手取りが$7.50でも、準備と記録に毎回30分かかっているなら、その$7.50は「レッスン時間+30分」に対する報酬です。副業で使える時間が限られている人ほど、この「前後の時間」が実質的な収入を左右します。

私自身、以前は進捗管理をNotionで行い、レッスン後に要約を書いて単語を整理し、教材は生徒ごとにHTMLで作ってPDFにして渡していました。生徒一人ひとりに合わせられる反面、生徒が増えるほど前後の作業も比例して増えていきました。

オンライン日本語教師が収入を増やす4つの方法

ここまでの試算をふまえると、収入を増やす方法は大きく4つに整理できます。

  1. 継続率を上げる:トライアルは手取りゼロなので、継続してくれる生徒が増えるほど効率が上がります。
  2. 単価を上げる:レビューや生徒数を見ながら、単価を見直していきます。私は今、1レッスン$25で教えています。
  3. 手数料の仕組みを理解する:Preplyのように累計時間で手数料率が下がる仕組みなら、同じプラットフォームで続けること自体が手取りの改善につながります。プラットフォームごとの違いは日本語教師のプラットフォーム比較|italki・Preply・Cafetalkの手数料と選び方で比べています。
  4. レッスン前後の時間を減らす:記録・教材・宿題づくりの時間を短くできれば、同じ手取りでも実質的な時給が上がります。

誰でも確実に稼げる方法はありませんが、この4つを地道に積み重ねることが、収入を安定させるいちばんの近道だと感じています。

TutorHubなら、レッスン前後の時間を短くできる

4つ目の「前後の時間」を減らすために、私が自分用に作ったのがTutorHubです。元ITインフラエンジニアとして、毎回の作業を自動化したのが始まりでした。

  • AI学習記録:レッスンのチャットログやメモを貼り付けると、その生徒の過去の記録を踏まえて「今回の要約」「生徒へのフィードバック」「次回に向けて」をAIが作成。学んだ単語も自動で抽出されます
  • オーダーメイド教材:生徒のレベル・目的・テーマを選ぶと、その生徒専用の教材をAIが作成します
  • 宿題クイズ:レッスン記録から宿題クイズを自動作成。選択式は自動採点され、結果は講師にも共有されます

TutorHubは、講師が自分の仕事のために使う道具なので、生徒からお金を取る機能はありません。予約・決済・通話は今まで通りプラットフォームを使います。生徒への共有は、ご利用のプラットフォームの規約の範囲で行ってください。

ツールの費用も収入の試算に入れておきたいところですが、TutorHubは生徒3名までなら無料プランで使え、カード登録も不要です。生徒が増えてきたら、Pro(月$10・生徒10名まで)やMax(月$30・生徒数無制限)に切り替える形です。AI教材作成は全プランで使えます。

まとめ

オンライン日本語教師の収入は、「単価×レッスン数−手数料」で決まります。始めたばかりの頃は手取りが小さく感じますが、単価を段階的に上げ、手数料率が下がり、継続してくれる生徒が増えるほど、同じ時間でも手元に残る金額は変わっていきます。そして副業で続けるなら、レッスン前後の時間をどう減らすかも大切です。

記録や教材づくりの時間を減らしたい方は、まずはTutorHubの無料プランで1人の生徒から試してみてください。

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