Preplyで生徒が10人になると、宿題の管理が回らなくなる
Preply2026年10月30日 ・ 5分で読めます

Preplyで生徒が10人になると、宿題の管理が回らなくなる

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生徒が3人のころは、宿題を出すのも返すのも、そんなに大変ではありませんでした。レッスンの終わりに「じゃあ次までにこれをやってみてください」と伝えて、次のレッスンの冒頭で答え合わせをする。それで十分回っていました。

ところが生徒が10人を超えたあたりで、急におかしくなります。

  • 「この生徒に先週なにを出したか」が思い出せない
  • 出したのに、やったかどうか分からないまま次のレッスンが始まる
  • 答え合わせをレッスン中にやると、15分くらい溶ける
  • 3人くらい、宿題を出したことすら忘れている

生徒が増えたぶんだけ作業が増えた、という話ではありません。実際には増え方が線形ではないのが問題です。

なぜ、10人を超えると急に破綻するのか

生徒3人なら週9回、10人なら週30回、宿題に触ることになる

宿題が重いのは「作るのが大変」だからではありません。重いのは、1本の宿題に3回触らないといけないからです。

  1. 出す(作って、渡す)
  2. 回収する(やったか確認する)
  3. 返す(答え合わせをして、感想を言う)

生徒3人なら、触る回数は週に9回です。10人になると30回。しかもこの30回が、それぞれ別の生徒・別の内容・別のタイミングで発生します。カレンダーにもチャットにも載らない、見えない30個のタスクが週のあいだに散らばっている状態です。

だから「気合いを入れて管理する」では解決しません。触る回数そのものを減らすか、触る場所を1か所にまとめるか、どちらかです。

手作業で回すなら、この3つを決めておく

ツールを変えなくても、次の3つを決めるだけでだいぶ楽になります。生徒が5〜10人くらいまでなら、これで十分回ります。

1. 宿題の「型」を3つだけ用意する

宿題の型を単語の復習・並べ替え・短い作文の3つに絞る

毎回ゼロから考えるのをやめます。わたしは次の3つに絞っています。

型 中身 向いている場面
単語の復習 前回出てきた語を5〜8個、意味を選ぶ形で 会話中心のレッスンのあと
並べ替え 習った文型を使った文を3つ、語順を直す形で 文法を扱ったレッスンのあと
短い作文 今日のテーマで3〜4文書く 中級以上・アウトプットを増やしたいとき

型が決まっていると、レッスン中に「今日の宿題は単語の復習にしよう」と決めるだけで済みます。作る時間が3分くらいになります。

2. 「出した/やった」を1行で持つ

生徒を縦、日付を横に並べた宿題だけの一覧

生徒ごとのメモではなく、宿題だけの一覧を別に持ちます。縦に生徒、横に日付の表を1枚作って、出したら「出」、やってきたら「済」と書くだけです。

            10/06  10/13  10/20  10/27
A さん       済     済     出     出
B さん       済     出     —      出
C さん       出     —      —      出

これを見ると、Bさんは出したあと「済」が来ていない、Cさんはそもそも最近出せていない、というのが一目で分かります。生徒ごとのメモに散らしていると、この「横の比較」が絶対にできません。

3. 答え合わせはレッスン中にやらない

これがいちばん効きます。答え合わせをレッスン中にやると、1本あたり10〜15分かかります。10人なら週に2時間。これは授業料をもらっている時間を使って事務作業をしているのと同じです。

代わりに、答えを先に渡しておきます。宿題と一緒に解答を渡して、自分で丸をつけてもらう。レッスンでは「どこで迷った?」だけを聞きます。これで答え合わせが2分になります。

「答えを渡したら写すのでは」と心配になりますが、写す生徒は宿題をやらない生徒とだいたい同じです。やる生徒は、答えがあったほうがその場で理解できるので、むしろ伸びます。

それでも残るのが「回収」

上の3つをやっても、ひとつだけ手作業が残ります。やったかどうかの確認です。

チャットで「宿題やりました」と送ってもらう運用にすると、送ってこない生徒が必ず出ます。催促はしたくない。でも確認しないと、次のレッスンの最初の5分が「宿題どうでした?」から始まってしまう。

ここだけは、仕組みで解くほうが早いと思っています。

TutorHubの宿題クイズを使うと、この「回収」が消える

わたしが作っているTutorHubには、宿題を自動で作って自動で採点する機能があります。

レッスン記録から宿題クイズを生成すると、選択・穴埋め・線でつなぐ・並べ替え・メール形式の問題ができます。難易度も選べます。生徒はログインせずに、自分専用のページを開いて解くだけです。

そして解いた結果が自動で採点されて、こちらの画面に返ってきます。「やったかどうかを確認する」作業が、そもそも発生しません。上で書いた3回のうち、2回目と3回目が消える、という形です。

TutorHub:レッスン記録から宿題クイズを作り、生徒が解くと自動で採点される

生徒側の画面は、実際に見てもらったほうが早いと思います。サンプルの生徒ページを公開しているので、登録しなくても中身が見られます。宿題・単語リスト・レッスン記録が生徒からどう見えるかが分かります。

無料プラン(生徒3名まで、カード登録不要)でも宿題クイズは使えます。まず1人分、宿題を1本作ってみるのがいちばん早いと思います。

まとめ

  • 宿題が重いのは量ではなく、1本につき「出す・回収する・返す」の3回触るから
  • 生徒10人なら、見えないタスクが週に30個散らばっている状態
  • 型を3つに絞ると、作る時間が3分になる
  • 宿題だけの一覧を1枚持つと、出しっぱなしの生徒が見える
  • 答えを先に渡すと、レッスン中の答え合わせが2分になる
  • 残る「回収」は、自動採点にすると作業そのものが消える

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